母の愛から生まれたジャム 臺灣から世界へ
寫真提供:Honeybee Jam
【◎文/蔡蜜綺 ◎翻訳/有田夏子 ◎撮影/Carter、黃敬文 ◎寫真提供/ Honeybee Jam】
「Honeybee Jam(小甜心 果醤)」は、難病の娘を想う母親の愛から生まれた。この愛の味は世界にひろがり、複數の賞を受賞し、臺灣の果物のすばらしさを世界に伝えた。
ブランド創始者である劉彥雯さんは、娘が健康や発育に大きな影響をおよぼすウィリアムズ症候羣と診斷されたことをきっかけに、栄養のあるもの食べさせるため、ヨーグルトに添えるジャムを自分で作り始めた。子どもの笑顏と健康が、彼女のジャム作りの原點だった。
撮影:Carter
また、若手農家との協力により、斬新な味の開発にも積極的に取り組んでいる。高雄の酒造所で作られたラム酒にジンジャーリリーや柑橘類などを加えた「綻放」は、お酒の香りが果物の餘韻を引き立てるママレードで、2025年に日本およびイギリスで受賞するなど高い評価を得ている。複數の國際舞臺での受賞は、高雄の若手起業家の実力を世界に示す出來事だった。
撮影:Carter
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