縁結びの神様 「月下老人」 への參拝ガイド
高雄市霞海城隍廟 (撮影:Carter)
【◎文/蔡蜜綺 ◎翻訳/有田夏子 ◎撮影/Carter】
舊暦8月15日といえば中秋節が有名だが、実は赤い糸を結びつける良縁の神様「月下老人」の誕生日でもあることから、良縁を求めて月下老人に參拝するのに最適の時期だとされている。
鳳邑雙慈殿 (撮影:Carter)
鳳邑雙慈殿 (撮影:Carter)
高雄にも月下老人を祀る有名な廟がいくつかあり、それぞれの特色で參拝客の人気を集めている。高雄関帝廟では、月下老人に參拝する前に、廟の主神である関帝聖君にもご挨拶が必要だ。お供え物には「姻縁合和金」と書かれた月下老人専用のお札や赤い糸のほか、甘いご縁を願って飴やお菓子を供える人も多い。
観音菩薩と媽祖神を主神とする鳳邑雙慈殿では、主神が女性の神様であることから、とくに女性への庇護が手厚いことで知られている。この廟の特色は、參拝時に「縁粉」と呼ばれる良縁の粉を用いることであり、男性がこの粉を喉に付けると言葉づかいが良くなり、女性がこの粉を両頬に付けると優しい性格になると言われている。また、廟前にある「許願亭」では、願い事を書いたお札を掛けることができる。
高雄関帝廟 (撮影:Carter)
誠実に祈れば、願いはきっとかなう。今年の中秋は満月を眺めつつ、月下老人に戀人や仕事、推し活での良縁をお祈りしてみては?
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