中油職員思い出のレトロスポット 「六燃丁種宿舍」
撮影/黃敬文
【◎文/李瑰嫺 ◎翻訳/有田夏子 ◎撮影/黃敬文】
MRT「世運」駅の近く、古蹟「中油宏南宿舍」の敷地內にある木造の連棟式建築「六燃丁種宿舍」では今年ついに修復が完了し、建物を囲っていた高い塀が取り払われ、一般參観客に開放された。1940年代における臺灣経済の躍進を象徴するこの建物は、過去80年間、數世代にわたる「中油」(※舊稱「中國石油」の略稱、改名後の現社名は「臺灣中油」)の職員にとっては共通の思い出が殘された場所でもある。
撮影/黃敬文
丁種宿舍は獨特の木造構造を有することから、2014年に高雄市の指定古蹟に認定され、臺灣中油がシロアリなどの難題を克服しながら、三年にわたる修復を完了した。屋內には古い傢俱や寫真が展示され、まるで往時にタイムスリップしたかのようだ。
撮影/黃敬文
六燃丁種宿舍には、臺灣の工業化の歴史や、當時の生活文化の息吹が殘されている。靜けさの中、臺灣と高雄の物語に耳を傾けてみよう。
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